words and terms

気になる言葉のメモ

プライマリ・ケア

プライマリ・ケア(primary care)

 初期診療、一次医療。

 患者が地域生活を送るうえでの全体的で多様なニーズに対応できるよう、主によく遭遇する疾患の診療、とくに初期対応を行う。

 いわば家庭医、かかりつけの医者の役割といったところ。

 日本プライマリ・ケア連合学会のHPで紹介されている、1996年の米国国立科学アカデミーの定義では、「患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービスである」と説明されている*1

 この初期診療をへて、場合によっては専門医を紹介してもらったり、介護などの地域の福祉サービスへつなげてもらったりする。あっちこっちの専門病院でそれぞれ薬が出たときなどは、服薬管理の相談もできるだろう。その地域での、その人の生き方に寄り添ってくれるような医療である。

 近年、総合病院の受診はかかりつけ医の紹介状が必要となったが、これは総合病院の運営をスムーズにするとともに、このプライマリ・ケアを根付かせるための制度であろう。