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気になる言葉のメモ

どぶ板

どぶ板

 側溝や下水溝を覆う板のこと。転じて、政治の用語として「地域の住宅一軒一軒」といった意味で用いられる。

  どぶ板選挙:地域に密着した選挙活動。

  どぶ板政治:地域の有権者の声に密着した政治。

 

  「どぶ板を踏む」とも使われるらしい。家の前の側溝に渡されたどぶ板を踏んで、一軒一軒、家を訪ねて票集めをする。今では下水が完備されているので、実際には見られない光景かもしれないが、選挙活動の戦術として慣用句的に用いられる。

 「どぶ板選挙」は、地道な、草の根運動的な意味合いだろう。泥臭いニュアンスがある。

 地元出身の政治家のおかげで道路ができた、というのもよく聞く話だ。「どぶ板政治」はそういうことをも含意するのかもしれない。