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気になる言葉のメモ

血道を上げる/血路を開く

 

血道を上げる(ちみちをあげる)

 異性や道楽などに熱中する。のぼせあがる。

 ずっと「けつどう」だと思い込んでいたが、「ちみち」と読むのだそう。

 意味も、もっと切羽詰まったニュアンスだと思っていたのに、そんなことはない。夢中になるあまり分別を失う、というような意味あいだろう。しかし、

「各自治体は保育施設の整備に血道を上げるが、待機児童は一向に減らない。」*1

 このように、心血をそそぐ、ぐらいの使われ方をされることもあるようだ。これは使い方としてはあまりよくないのだろう。

 

血路を開く(けつろをひらく)

 ①敵の包囲を破って逃げる。

 ②困難な事態の解決法を見つける。
 「血道」という言葉の切羽詰まったニュアンスは、この「血路を開く」から連想されるのかもしれない。「血道を上げる」よりは状況を思い浮かべやすく、意味も通りやすい言葉に思われるが、あまり見かけない。生死の瀬戸際のような、強すぎる言葉だからだろうか。